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鋼材標準納期表(隔週で更新)

【2025年9月29日時点】
 前回(2025年8月29日)の納期表と比較して、以下変更がございました。

【会社紹介】つくし工業株式会社

今回は在庫掲載や引合登録などで鉄急便を活用頂いている「つくし工業株式会社」殿(以下「同社」)をご紹介させて頂きます。
同社塩谷社長にお話を伺いました。

会社概要

同社は昭和36年創業、鉄骨製作一筋で歩んできた老舗鉄骨ファブリケーター。

社名の「つくし」は植物の「土筆」に由来、如何なる艱難辛苦にも根絶えることのない生命力にあやかり命名。

茨城県江戸崎工場 Hグレード、神奈川県寒川工場 Mグレードを取得。

協力会社を含め月間約1,000トン(単体では約500トン)の鉄骨製作、案件としては10トン程度の個人宅から2,000トンクラスの物流倉庫まで幅広く対応。

主な事業内容と特徴

元々の創業は階段、手すり製作から始まった会社であり、業界内分業化が進んでいる時代ではあるが、鉄骨本体のみならず付帯物の対応に強みを有する

特に鉄骨階段は施工図、原寸、製作まで一貫して自社工場で製作している。

また、階段・手すり等の創業の仕事を大切にしつつ、新しい事業領域にも挑戦している。木造Hybrid事案も今年は対応した。

現場建て方、本締め工事、鳶仕事含む鉄骨工事一揃えに対応可能。お客様が必要としているのであれば、効率性のみに捉われず、柔軟且つ幅広く対応できることが特徴と自負している

最近減ってはいるが、SRC造も得意。30-50トンのドラッグストア案件では胴縁付きの建物も対応している。

今後の課題と展望

「人手不足」は、業界動向同様大きな課題であり、継続的に募集を掛けている。

特に若手の採用強化と入社後の教育には注力。人材教育に就いては、鉄骨製作関連資格・免許取得奨励を行うと共に、親方・先輩からの技術継承体制の整備を行っている。

「設備投資」350万トンの鉄骨規模が継続する中で経営的には楽ではないが、業界での競争力確保の為の設備投資は継続。

企業として目指すもの

昭和の行動成長期に、先輩たちの頑張りのお陰で、鉄骨は社会インフラを支える柱として重要な役割を果たす部材としての位置付けを固めた。

人々の生命、財産を預かる社会インフラ基盤を担当しているとの矜持を持って、社員一丸となって鉄骨製作に取り組んでいる。

「職人の集団」「技術屋集団」として、技術、機能、品質が可視化できる鉄工所とすることを今後も心掛けていきたい。

鉄急便に期待すること

鉄急便の様なデジタルサービス活用により業界の効率化が進むと期待している。

今後期待するところとしては、例えば、伝言板の様な機能があれば、業界関係者が知恵を出し合うことで良い案も生まれるのではないか。

上述通り350万トンレベルの鉄骨規模が継続する中で、誰しも生産の平準化には従来にも増して苦労している。各社受注と生産の「山・谷」を可視化することで、業界内での平準化を実現できる機能があれば面白いと思う。

つくし工業株式会社 塩谷 剛之社長
つくし工業株式会社 塩谷 剛之社長

つくし工業株式会社
公式WEBサイト:http://www.tukusi.com/
お問い合わせ先:edosaki@tukusi.com

鉄急便

在庫登録情報

直近厚板(TMCP385B、TMCP385C、TMCP590B、SM400C、SM490B)の登録がありました。
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※ユーザー登録されていない方は「ログインせずに見る」から登録在庫の一部が参照できます。

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加工サプライヤーリスト

鉄急便の加工サプライヤーリストがどなたでも閲覧出来るようになりました。

本リストには「会社名」、「都道府県」、「業種」、「主な加工内容」、「特記事項」、「PRポイント」が記載されております。
ぜひ本リストをご一読頂き、新規加工サプライヤー探しにご活用下さい。

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