中野区がオープンデータとして公開

国際航業株式会社

令和5年度に東京都中野区(区長:酒井 直人)が公募した「中野サンプラザ3Dモデル作成業務委託」により国際航業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:土方 聡)が作成した3Dモデル(3次元点群データ・BIMデータ)が、中野区のホームページに公開されました。

中野区公式サイト『中野サンプラザ 3Dデータを公開します!』

東京都中野区公式WEBサイト
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東京都オープンデータカタログサイト『中野サンプラザ3Dデータ』

東京都オープンデータカタログサイト
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音楽の聖地、2023年7月の閉館を機に文化財としてアーカイブ化

中野サンプラザは全国勤労青少年会館(愛称:中野サンプラザ)として1973年に開館されて以降、さまざまなジャンルのアーティストがコンサートを開催し、音楽の聖地として愛されるとともに、区民をはじめとした多くの人々が交流する場でした。さらに、特徴的な外観を持つ建物は、中野区のシンボルとして50年にわたり親しまれてきました。

2023年7月の閉館を機に、文化財としてアーカイブ化することを目的として、最新機器を使用して各種計測を行い3Dモデルを作成し、デジタルアーカイブとして後世に残すだけでなく、学術研究やバーチャル空間等、利用者の自由な発想によるさまざまな利活用を期待してオープンデータとして公開されました。

中野サンプラザ3D点群データ コンサートホールイメージ
中野サンプラザ3D点群データ表示イメージ(コンサートホール)
中野サンプラザ3D点群データ エントランスイメージ
中野サンプラザBIMデータ表示イメージ(エントランス)

国際航業は、航空レーザ測量、地上レーザ測量、3Dカメラを活用して解体前の中野サンプラザの外観及び建物内部を計測し、「BIM/CIM活用ガイドライン(案)」(令和3年3月国土交通省)に準拠した「LOD200」の中野サンプラザの3Dモデルを作成しました。

同社は、位置と情報を組み合わせる空間情報の利活用を軸としたソリューションの提供を通じて、社会課題の解決に取り組む。

国際航業株式会社の3D関連サービス