鉄骨専用CADを手掛ける株式会社ファーストクルー(本社:東京都台東区 代表取締役:正木元康)は、2023年6月1日より、チームで共同作業ができ、幅広く鉄骨の設計製造に関わるオペレーションを改善できる鉄骨専用CAD「FAST ZERO」を提供開始します。
鉄骨ファブリケーター業界で長年続く、業務プロセスの問題
鉄骨ファブリケーター業界では長年、生産性向上のカギとされるフロントローディングが進んでおらず、図面や、詳細な部材、構造の決定などの遅延が常態化し、一方では顧客であるゼネコンからは建設DXの推進としてBIM対応を求められるなど、工期の乱れや、鉄骨ファブリケーター各社の負担が問題となっています。
チームでの「共同作業」により、幅広くオペレーションの問題を改善
これらの環境の中で、オペレーションの問題を改善するには、チームでの共同作業により鉄骨専用CADへの入力期間を短縮することが極めて有効であると考えます。
従来、担当者が1人で行っていた鉄骨専用CADへの入力業務を、複数名で共同作業し、入力期間を大幅に短縮することで、以下の改善が見込めます。
- 決定が遅い部材、構造も鉄骨CADで入力できるため、BIM対応が可能に。
- 決定が遅い部材、構造も鉄骨CADの自動作図機能を適用できるため、図面の仕上げ作業が減少。
- 入力内容をチェックする時間が確保しやすくなり、業務品質が向上。
- CAD担当者の働き方がラクに。
今回リリースする共同作業型鉄骨専用CAD「FAST ZERO」により、このようなチームでの共同作業を実現し、鉄骨ファブリケーター業界の問題解決に貢献します。